そして、サービス残業の解消のための取り組み事例集。
先日の左京支部旗開きで各分会紹介のトリは学児分会さん。本当は早い順番だったのに組合員さんが仕事で遅くなるって連絡あってギリギリまで待っていたからです。結局間に合わず ニセYくんを借りてステレオゲームやけん玉コマをしました。終わったころ必死で駆けつけてきたYくん到着は8時半でした。職場は自転車で10分かかるかかからないかのところ。就業時間はシフトで残り番でも6時半、二時間近く「残業」をしていたことになります。
分会で法令遵守度チェックをしたときにも、「毎日けっこう遅くまで残るのが当たり前で残業代はない」と言っていた彼。この日は不審者が近くに出たので対応していたらしい…。
やりはじめたらキリのない対人の仕事内容。決められた就業時間ではやりきれないことはいっぱいです。それは、自分の仕事へのやりがいにも通じます。
だから…納得のいくまで残業代がもらえなくても遅くまで仕事をする?…これはどうなんでしょう?
Yくんの二時間分の超勤は出るのでしょうか。
就業時間内でおわる 職場の環境にできたらいいです。毎日 遅くまでしないとまわらない仕事では…たとえ残業代が支払われても、仕事でヘトヘトになる若者の暮らしではなく、余暇や睡眠などに使える時間を増やして 豊かに暮らしていけたらいいです。
安倍内閣は全国津々浦々に景気回復 賃金アップの風を…景気回復の実感を!と言っていますが、やろうとしていることはサービス残業代を払わなくてもいいようなものや、限定正社員とかいって雇う側に都合のいい働かせ方など さらなる規制緩和をすすめようとしてます。
春の闘い目前。
学んで みんなで実態を出し合って 生き生きと働き続けられるように要求運動を広げましょう!
監督指導による賃金不払残業の是正結果(平成24年度)
全国の労働基準監督署が、平成24年4月から平成25年3月までの間に、定期監督及び申告に基づく監督等を行い、その是正を指導した結果、不払になっていた割増賃金が支払われたもののうち、その支払額が1企業で合計100万円以上となった事案の状況を取りまとめました。
- 是正企業数 1,277企業 (前年度比 35企業の減)
- 支払われた割増賃金合計額 104億5,693万円(同 41億4,264万円の減)
- 対象労働者数 10万2,379人 (同 14,623人の減)
- 支払われた割増賃金の平均額は1企業当たり819万円、労働者1人当たり10万円(表1)
- 割増賃金を1,000万円以上支払ったのは178企業で全体の13.9%、その合計額は72億2259万円で全体の69.1%(表2)
- 1企業での最高支払額は「5億408万円」(卸売業)、次いで「3億4,210万円」(製造業)、「2億9,475万円」(金融業)の順
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