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2014年5月28日水曜日

緊急学習会 子ども子育て支援新制度で保育園はどうなるの???

5月27日、『緊急学習会  子ども子育て支援新制度で保育園はどうなるの???』の学習会が、18時45分~20時15分まで朱い実保育園で行われました。
園長、保護者、保育者が集り、33名の参加でした。別部屋では保育も行われていました。

講師には華頂大学教授の藤井伸生さんに来ていただき、支援新制度の具体的な中身や、認定こども園と保育園の公定価格の詳しい状況を教えてもらい、認定こども園への移行をせず、保育園として守っていこう。と言う話しや、子ども子育て会議が、30日(金)2時~5時に行われ、認可基準や供給体制などの項目が話され山場な状況なのに、その告知が今週という、なんとも参加できにくいことなど、今の現状やこれからの制度設計に求めていきたいことなど、みんなで学べることができました。
市議会に向けての請願署名の内容を一項目ずつ、このような状況にあるから、このことを求めていくなど、分かりやすく話してもらい、署名活動も力を入れて頑張らなきゃと意識できる学習会でした。

感想を抜粋して載せます。

◎私たちが知らないままに今の保育園のあり方が大きく変わっていくなは許せないと改めて思った。保護者、保育者で学習し声を一緒にあげていきたいと思う。

◎とっても分かる話で良かった。まだまだ楽観できる状況ではないのでしっかり動きを知り、考えていかないといけないと思った。そして黙っていてはダメ!発信できるようにならなくてはいけないと思いました。

◎新制度にするメリットが分からない。結局、この制度をつくるのに無駄な税金を投入しているだけのような気がする。

◎少し難しい話でしたが、現状が分かって良かったです。今の保育園でいいなぁ。と思っていたけど、それを維持するのが難しいことも段々と分かってきました。また勉強会があれば極力参加します。

◎認定こども園はよく耳にするのですが、いまひとつ内容が分からなかったのですが大変よく理解できました。藤井先生の話は非常に分かりやすく良かったです。
保育の質を担保せず、格差を容認して自治体の義務、責務を回避した形で容易に待機児童解消させようとしていることがよく理解できました。

◎児童福祉法24条1項を守り、公定価格による格差もおさえ、私たちの運動がジワジワと実っているのを感じた。保育所の良さ、国、自治体の責任を保護者に伝えきっていかないといけませんね。

◎子どもの命さえも脅かす制度に国は率先して進めていることに改めてビックリでした(保険会社の認識とか)認可保育所を増やすことはもちろんですが、その地域に根ざした法人が運営してほしいと思っています。

◎待機児童解消が一人歩きして迷子になっているのでは。究極の対策は出生率ゼロであることを為政者は忘れないでほしい。見通しなくして子は産めぬ。

◎忙しさにかまけて油断しているとどんどん情勢が変わっていきますね。関心が薄れないように気をつけようと思いました。

◎分かりにくい新制度を分かりやすくお話して下さってとても良かったです。預ける所によって保育の質が違ってくるのは納得できません。子どものために必要な行動をとっていきましょう。

◎新制度の学習をやるたびに難しいなぁ、と思うのですが、その都度、『あー、そうなんやぁ。』と思うこともあって継続的な学習が大切だなぁと思いました。運動の成果もあってかこちらの意見も少しは反映されているみたいでこれからも続けていかないといけないと思いました。

◎みんなで守ってきた24条1項をこれからも声をあげて守っていきたいと思いました。6~7月に新制度の中身が決まっていくのでその動向も注意して見ていかないといけないと思いました。

以上 昨年秋からずっと担当が続き奮闘する、署名担当のFちゃんが記事をよせてくれました。ごくろうさま。参加された 園長先生、お父さんお母さん、そして働く現場の私たちからまわりの人へ伝えて、運動を広げていきましょう。
こどもたちの命 育ちが守られ、どこにいても同じような環境で大きくなれるように、そしてお父さんお母さんも安心して働きながら子育てができるように…ふぁいとー!


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