12日 福祉要求運動をすすめる左京実行委員会さんの、市営保育所の民間移管について話し合う集まりに参加しました。
民間 公立 両方の園長、職員、保護者さんが20名近く 集まりました。
まず、龍谷大学の只友景士先生に、向日市や全国で起こっている 民営化の状況や新システムと合わせて 問題提起的にお話していただきました。新システムで待機児童を解決するという政府だけれども、待機児童の8割が3歳児未満なこと、地域差があって東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府の4都道府県で全体の半数強を占めることなど、たくさんのデータの資料に基づいての話は、よくわかるものでした。
参加者からは、高知県ではほとんど公立保育所だけれども、子どもがいなくてなくなることもある。とか、民間は年度当初に人数をそろえておかないと、運営できるお金がもらえないこと。公立でも途中入所の子どもの受け皿として機能してきたが、最近は年度初めからパンパンの入所状態なこと。途中入所の子どもが来ると非正規で職員を探すけれども、なかなか見つからないと言うと、民間も必死で電話をかけまくってる…と。
こうやって、ともすれば民間と公立、保護者と職員を分断させられそうにされる中 現状を話し合って共有して 何ができるか考える場は大切だと感じます。
引き続きです。公立さんは早急に起こっていることを たくさんの人に知ってもらえる場を設定すること、民間も一緒に新システム反対の取り組みをすすめることなど、お互いに協力しあおうと散会しました。
まず一歩 歩きだしました。
全国福祉保育労働組合京都地方本部左京支部。 福祉保育現場で働く労働者の権利を守り、要求を集め、よりよい現場の環境の実現を目指して、みんなで行動します。 やりがいのある福祉保育の職場、夢を持って働き始めたけれども ちょっときつい これでいいのかな?など、自分だけで感じている 「働きづらさ」を、いろんな職場の人と交流しながら、より働きやすくしていくようにみんなで進んでいます。 それぞれの職場で 働いている人が生き生きと働くことが、子どもやお年寄りや障害のある方などに 安心して過ごしてもらえることにつながります。 ぜひ、一緒に労働組合でたくさんの人と交流して いろんなことを学んで一歩踏み出しましょう。 ご相談などsakyo_fukuhoro@yahoo.co.jpまで。 twitter sakyofukuhoro Facebook 福保労左京支部
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