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2012年9月6日木曜日

社会保障制度改革推進法の附則

きちんとした国会審議もなく、バタバタと通った 社会保障制度改革推進法。
5日 左京民主府市政連絡会の連続学習会で、お話を聞きました。

社会保障は 誰でも病気をするし、そのために働けなくなったりすることもありえることやし、そんなときのために、安心して暮らしていける制度。それを 自分で家族で助け合っていきましょう、どうしてもだめならお助けします…というふうに受け取れる中身。

さらに…http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120625.html
日弁連HPより

「最後に、推進法案(附則2条)は、「生活保護制度の見直し」として、不正受給者への厳格な対処、給付水準の適正化など、必要な見直しを実施するとしている。しかし、生活保護受給者の増加は不正受給者の増加によるものではなく、無年金・低年金の高齢者の増加と非正規雇用への置き換えにより不安定就労や低賃金労働が増大したことが主たる要因である。むしろ、本来生活保護が必要な方の2割程度しか生活保護が行き届いていないことこそ問題である。給付水準の見直しについては、最も低い所得階層の消費支出との比較により、保護基準を引き下げることになりかねず、個人の尊厳の観点からも是認できない。 」


学習会でいただいた資料の、「Q&A 今、ニッポンの生活保護制度はどうなっているの?」を見たら、日本の生活保護利用率は先進諸国と比べて低いこと、しかも保護から漏れている人がたくさんいるということ、生活保護基準が引き下げられたら、受けてない人にも影響があるかもしれないことなどなど、イラスト入で書かれてあります。

また、みんなでお勉強しましょう。




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