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2014年4月12日土曜日

情報版福祉のなかま 春闘要求アンケート結果

全国の福保労で取り組まれた春闘要求アンケートの結果特集が情報版福祉のなかま3月号に載っています。

ページをめくると、情報版福祉のなかまが7月まででそれ以降 新たな展開をするため休刊のお知らせが入っています。これまで毎月の発行のために関わられたみなさん ひとまずお世話になり、ごくろうさまでした。

やりがいがある福祉の仕事 けど賃金が安すぎる、労働時間が長すぎる、働き続けられるか不安 そんな結果です。
やはり…というか…こんなに?というか 感じたのは10月の平均賃金結果。
保育所 224348円 勤続 11.1年
無認可 院内保育所 269569円 勤続 16.8年
学童保育 児童館 188453円 勤続 10.7年
児童福祉施設 253077円 勤続 14.2年
特養 ディサービス 222966円 勤続 10.7年
その他の老人ホーム 231782年 勤続 14.0年
障害児者施設 238181円 勤続 11.3年
社会福祉協議会 272267円 勤続 9.3年
福祉団体 251693円 勤続 11.6年
その他 232719円 勤続 12.6年

正規職員の業種ごとの平均賃金は平均勤続年数や母数、年収に占める一時金の割合などに違いがあることから単純に比較することはできませんが、一番高い社会福祉協議会と学童保育児童館では8万円以上の差が存在します。と書かれてあります。
民間社会福祉施設職員の賃金の「指標」としている「福祉職棒給表」よりも下回っているなかで、さらに…です。よっぽどです。
非正規職員は正規職員よりも一段と低い実態で…本当に厳しいワーキングプアの状態です。とも書かれています。

労働組合の役割を発揮しないと、どんどん厳しい現場になっていきます。たくさんの福祉現場で働く人が労働組合に入って数の力で現場を働き続けやすい職場に変えていかないと、働く人がいなくなって、保育所や学童児童館や障害施設や介護施設を必要とされる方々の権利保障ができなくなります。

ただ、アンケートの自由記述欄に、ちょこちょこあるように、仕事が厳しくなってる上に、夜の会議や休みの日の集会など、家族に負担をかける組合活動がしんどい組合員さんもおられます。
なんで労働組合に入って活動することが必要なのか…組合に入ってよかった…楽しいと思う 組合活動にみんなでしていかないと、強く大きいものにはなかなか なりえませんね。

仕事で気をはって、時間外に子どもたちのことを話し合って、書き物は持ち帰って…なんとか日々の仕事をこなして、週末はヘトヘトで…そんな働く人が労働組合に入って 自分の時間も力も費やして 働き方を変えて福祉を必要とするすべての人が豊かに暮らしていけるように運動しよう!と、思えるようになりましょう。

4月5月は 組織拡大月間!


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