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2012年4月13日金曜日

市営保育所民営化から見えてくる 子どもが育つ環境…。

12日 福祉要求運動をすすめる左京実行委員会さんの、市営保育所の民間移管について話し合う集まりに参加しました。
民間 公立 両方の園長、職員、保護者さんが20名近く 集まりました。

まず、龍谷大学の只友景士先生に、向日市や全国で起こっている 民営化の状況や新システムと合わせて 問題提起的にお話していただきました。新システムで待機児童を解決するという政府だけれども、待機児童の8割が3歳児未満なこと、地域差があって東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府の4都道府県で全体の半数強を占めることなど、たくさんのデータの資料に基づいての話は、よくわかるものでした。

参加者からは、高知県ではほとんど公立保育所だけれども、子どもがいなくてなくなることもある。とか、民間は年度当初に人数をそろえておかないと、運営できるお金がもらえないこと。公立でも途中入所の子どもの受け皿として機能してきたが、最近は年度初めからパンパンの入所状態なこと。途中入所の子どもが来ると非正規で職員を探すけれども、なかなか見つからないと言うと、民間も必死で電話をかけまくってる…と。
 

こうやって、ともすれば民間と公立、保護者と職員を分断させられそうにされる中 現状を話し合って共有して 何ができるか考える場は大切だと感じます。

引き続きです。公立さんは早急に起こっていることを たくさんの人に知ってもらえる場を設定すること、民間も一緒に新システム反対の取り組みをすすめることなど、お互いに協力しあおうと散会しました。

まず一歩 歩きだしました。

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