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2013年8月8日木曜日

どうなっていく?京都市の保育所…大阪市の公立幼稚園廃止民営化

7日は福祉要求運動をすすめる左京実行委員会に参加しました。
左京区で子どもが育つ環境が、どうあったらいいのか?いろんな立場の方が集まって現状を出し合い、話をすすめていき、必要な運動をすることができたらいいなと 今回四回目となりました。

一回目は3月おわりに、4月から始まった小規模保育事業の話、その後 始まった二か所のグループ型、家庭的保育の場所を見学させていただき、合わせて 認可外保育園も見学。そのつながりで、二回目は 長く京都の保育を支えてこられた昼間里親さん、認可外保育園の方のお話。参加目は自治会ぐるみで、子どもが大原で過ごす環境づくりに取り組んでおられる大原のお話を。
そして、今回は市営保育所民間移管のこと。
すでに民間移管先が決まって 移行期間に入っている二か所をめぐる手続きが、きちんと京都市の手続きにのっとってやられていないことに、住民訴訟を起こしている 原告の保護者さんも参加。
そして公立保育士さん、民間園長、保育士、児童館職員と、少人数ながら有意義な時間でした。
「訴訟で判決がでたところで、今回の民間移管が止められるわけではないけれど、いろんなアプローチの仕方で、京都市では数少ない市営保育所が民間に移管されている そういうことをより多くの人に知ってもらいたい、そのための訴訟でもあります。」と、おかあちゃん。

話を聞けば聞くほど、公立保育所も民間保育園の現場も相当厳しいです。子どもは途中でもどんどん受け入れても、それに対応するバイトさんを募集しても見つからない、見つからなくても子どもはくる…現場の対応が大変。処遇も悪くなる一方で、「退職金…どうなるんやろ」「この先、民間移管がすすめば働く場所がなくなっていくの?」など、ベテランさんも若手も不安いっぱいです。
職場の中堅さんが「こんな若い職場は見たことない」と…。正規職員が辞めても6年ほど 正規職員の募集をしなかったことがありそれも影響してるらしく、今やフルタイムのバイトさんと正規の担任で春からスタートは当たり前になってきている…とのこと。

新制度もからんで、この先 市営保育所はどうなるんやろ…今後10年をこえれば子どもの数は減少するという国の考えの間 するべきことはなんなんやろ…。
どんな環境が子どもの育ち、命をまもるためにはいいんやろ…。
厳しいなぁ。けど なんとかやりましょかとなってしまいがちですが、こんな環境をつくりたい!そんな夢?をえがきつつ、そのために近づけることを 今後も話し合っていけたらいいです。

大阪市の橋下市長は大阪市の公立幼稚園の廃止 民営化を言っているそうですね。

新制度で 市営保育所もこうなっていくのかなぁ…。お金がないって言って…。

よーくアンテナはって いろんなこと学んで 話していきましょう!
今の子どもたちや親に、将来の子どもたちや親へ 無茶苦茶な制度で育つことのないように。


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