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2014年4月12日土曜日

保育新制度関連のパブリックコメント 急!

幼保連携型認定こども園教育・保育要領案に対する意見募集について
 (子どもにとって最善の利益としながら 具体的な基準案は但し書きでの基準緩和となっている)

特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準案に対する意見募集について
 (当該特定教育・保育の質の向上を図る上で特に必要であると認められる対価について、当該特定教育・保育に要する費用として見込まれるものの額と特定教育・保育費用基準額との差額に相当する金額の範囲内で設定する額の支払いを支給認定保護者から受け取ることができる と従うべき基準としており…)

幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準案に対する意見募集について
 (調理室は必置ではあるものの、外部委託の場合は必要ないとされている。また自園調理で対象児童が20人未満の場合は調理室を備えないでよい)

以上は内閣府
以下は厚労省から
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令に関する意見募集について
 (規制改革会議の中で四階以上に保育室を設置したときに避難用階段や屋内避難階段 屋外傾斜路の設置要件を満たすとしてはどうかと検討。現在四階以上の施設は小規模保育 認証保育所などの企業の事業者が多い。避難路があっても避難させる人員は?)
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(案)に関する意見の募集について
 (40人に二人の人員配置としながら実質一名分は補助要員でもよいとしており基準緩和となっている。また、職員の研修機会の確保としているが 保障について何も記載なし。また処遇についても記載なし)
家庭的保育事業者等の設備及び運営に関する基準に関する意見募集について
 (庭の確保。幼児一人3.3平米としていながら代替え地でもよし、としています。人員配置も乳幼児三人までは大人1名保育補助者がいれば5人までOK)

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public
いずれも、4月9日に出されて22日が意見募集の締切です。
(   )は福保労全国保育部会ニュースより抜粋です。

まず わかりにくい言葉が並んだりする、案を読んでの意見募集です。分会や職場で、みんなで、どーなんやろぅ?と 話しをしながら 意見を送りましょう。

急!な理由は こう書かれてあります。↓
平成27年4月より子ども・子育て支援新制度の実施を目指しているが、各種施設の認可等、地方自治体における準備期間を考慮すると、遅くとも平成26年前半には各種基準を各自治体において条例化(6月議会において審議)することが不可欠である。なお、地方自治体において定める条例については、国の定める基準に従い又は参酌することとされており、国においては平成26年4月中に各種基準等を定める政省令等を公布することが不可欠であることから、意見提出期間を短縮することとする。
なお、本件については、これまでの子ども・子育て会議にて取りまとめられた各種基準について政省令として公布するものであり、当会議の資料については公表もされている。

なんかねぇ 現場無視で制度実施するために 意見募集もそこそこに…って感じです。
何より 今 保育所や学童に預けている方々が 何にも知らないのではないかいな?







1 件のコメント :

  1. 保育に欠ける家庭の子どもらが安心して成長できるように、保育園や学童の中身、質の維持向上は親の労働条件の悪化などでますます切に求められています。現場の先生、指導員の方自身が大事にされてこそ、子どもたちに豊かな育ちを保障できる条件の最低のラインだと思います。現場の声をよく聴き、子どもを守る環境を補強できるよう徹底的な検討を行ってください。

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