ページビューの合計

2013年3月27日水曜日

さきょうユニオン連続学習会3 働く者の権利と要求実現

26日は左京地区労さんの取り組みの さきょうユニオン連続学習会3でした。
働く者の権利と要求実現 労働組合に入ろう 、労働組合を作ろう~
全国一般労働組合京都地本の山縣さんのお話。

「労働組合とは労働者が二人以上集まれば自由に結成できる
本来、労働条件は労使が対等な立場できめるべきもの(労働基準法第2条)ですが、個々の労働者が労働条件がわるいことを理由に雇入れに応じないとしても、使用者はその労働条件で働くという他の労働者を見つけることもできるため、労働者は使用者に対し弱い立場に立たざるをえません。労働基準法では最低限の労働条件の制約を加えていますが、労使は必ずしも対等な立場とは言い切れないため、「低い労働条件では誰も働かない」というふうにまとまって行動することによって対等な立場にちかづこうとするわけです。
こうして労働者の団結でつくられたものが労働組合です。」

「団体交渉~冷静に臨み、十分に話し合う姿勢が大切
組合員の多種多様な希望を共通の要求にするためには、十分に納得のいく討議が必要です。執行部の案を一方的に押し付けることにならないように留意し、企業外の情報も収集して比較検討する必要があります。
労使ともに、主張するべきことは主張し、相手の言い分については十分耳を傾け、合意点が見つかるようお互いに努力することが、成熟した労使関係の第一歩なのです。」

学習会の間は 昼間の仕事の疲れとトラブルの対応なので、ぼ~っとしていたのですが、こうしてレジメを読み返すと おーーーーーっつです。
「お前の変わりなんかいくらでもいる。いやならやめたらえーんやで。」
って、使い捨てにされる 働き方働かされ方は あかんのです。

「本来労働組合は経営者にとっても重要な従業員とのコミュニケーションパイプのひとつであるのですが、残念ながら労働組合の結成を心から歓迎する経営者は極めてまれです。」

現場の声が生かされてこそよい仕事ができるわけで、喜んでもらえる仕事ができるはずです。現場の声は決して 自分たちだけ優遇されようとか楽をしようとか思っているものじゃぁないでしょう。

明日28日の夜は 京都市児童家庭課さんとの団体交渉です。4月1日から始めますとお知らせする8時からの時間延長で、現場で子どもたちに必死で関わってきた職員たちから、こんな低い処遇の上に時間延長で自分の家庭や子育てがなりたたないよ…って、もうこの仕事続けられないかも?って、あちこちで聞きますよ。辞めても誰かが入ってくるけれども、関わった子どもたちや親たちとの関係は絶たれるのです。そこが大事なところです。対応するバイトさんや職員がいたらいいということではないのです。
働く現場の声を真摯に聞いて欲しい、そして守ってほしい、大切にしてほしい。
対等な立場で 明日は団体交渉にのぞみましょう。


0 件のコメント :

コメントを投稿