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2013年6月12日水曜日

民医労さんの13年ぶりベースアップと市府職組 民間労働者の春闘

2013 春闘、夏期一時金獲得・労働条件改善・組織拡大強化を!
民医労・13 年ぶりのベア回答!組合員平均147 円!最低賃金は1,000 円に
民医労は5 月28 日に交渉を行いました。再回答では、全職員のベア回答(1,000~100 円:組合
員平均147 円)、最低賃金を1,000 円にするとの回答が示されました。これにより、非常勤職員も
連動して時給が引き上がります。法人連合は、初任給から5 号数までの加算については、人材確保政策と原資から判断したと回答。これを受けて、民医労は、少額ではあっても、労働組合の全職員へのベア要求に応えたものと、判断。法人連合内でも長期にわたり賃金が上がらない状況を「何とかしなければならない」と高いハードルであったベアを様々な角度から検討され、全職員ベアを判断したこと、非常勤職員の時給についても、全労連などが求めてきた時給1,000 円以上に至ったことなどを評価し、今春闘の賃金闘争について集約に入ります。
この回答は、「ベースアップでやる気署名」や春闘グッズなどでの盛り上げ、繰り返し取り組んだ学習会などの職場でのたたかいや中央交渉、支部団交などでのたたかい、非常勤職員の組合拡大
(今期38 名)などの奮闘の成果です。なお、一時金の配分については、昨年支給実績と同率(常勤職員 夏期1.25+41300 円 年末1.45+41,300 円 非常勤職員 夏期210 円×単位数 年末310 円×単位数)で集約に入ることを確認しています。

11日は左京地区労の幹事会でした。
そこで各組合の春闘状況も話になり、13年ぶりの民医労さんのベア回答を知りました。安倍さんが賃上げをと言って 一部の企業のしかも正規職員のみが賃上げになったことや、アベノミクスで景気はよくなっているとかの報道があるものの、福祉保育現場では無縁の話。一時金カットや給与表改定、昇給停止など逆提案が横行していますから…。そんな中の 13年ぶりのベア回答。労働組合のいろんな取り組みの成果だと聞きました。
参加された 市、府職組の方々は13日頃が山場で団交を控えておられるとのこと。国の公務員給与カットもある中、地方交付税が減らされる分を公務員の人件費削減であてがって何とかやりくりしようというものらしく、さきほどの民医労さんも「公務員がこんなにも切り下げられたら 準拠している民間や準拠もしてない低い処遇のところにも影響大ですわ。民医労の頑張りなんて…」とおっしゃっていました。保育学童保育も今のところ 公務員準拠で人事院勧告で引き下げられたら連動しています。公務員の方々の頑張りを支援しつつ、それぞれのところでも踏ん張らないといけません。
京都大学の職員組合さんが京都大学を相手取って減額された賃金の差額の支払いを求めて京都地裁に提訴された日でもあり、その話題にもなりました。

京都地本の「春闘」の区切りは6月。バタバタして分会も持てない、ゆっくり話もできない という現実もある中、職場で何が問題で何をどこに要求したら 働きやすくなるのか?少しの時間ででも働くみんなで考えあえるといいです。次につながることとして…。

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