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2013年7月12日金曜日

TPPへの参加は日本を「壊国」に導く 討議資料

京都総評さんの討議資料です。
TPPへの参加は日本を「壊国」に導く

TPP(環太平洋連携協定)の参加国はどこでしょう?って、メーデー前夜祭のクイズにもありましたね。
どんな中身なのか?農業や雇用や医療にどんな影響がでるのか?日本にとっていいことなのか?
わからないまま 安倍さんは3月に交渉参加を表明して4月に交渉参加国11ヵ国の閣僚会議で正式に承認され、7月にTPP交渉にはじめて参加する方向だと書かれています。

Q&Aでは…
Q:TPPとは?
TPPには、アメリカ、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリ、オーストラリア、ペルー、マレーシア、ベトナム、メキシコ、カナダの11ヵ国が交渉に参加。中国や韓国をはじめ多くのアジア諸国は入っていません。原則は「関税の撤廃」「各国のさまざまなルールやしくみの統一」。単に貿易に限らず、物が自由に行き来できるようにし、サービス、食品安全、医療、雇用、投資などのしくみを統一しようとするもの。
Q:食の安全はどのようになるのですか?
すでに日米合意で牛肉の検査はなくなります。日本人は遺伝子からみてBSEにかかりやすいとされており大問題です。さらにTPPで残留農薬の基準が緩められます。輸入食品への殺虫剤、殺菌材が大幅に緩和されます。アメリカでも大問題となっている遺伝子組み換え食品についても表示義務がはずされることとなります。
Q:雇用にはどのような影響が?
試算では雇用が190万人ほど失われます。そして、これにとどまらず、まず、物品、金融、公共事業、人の移動などあらゆる分野で自由化が求められます。輸入増による国内雇用の減少、安い製品の一層の流入で質下げ悪循環がおきます。また、二国間協議で解雇規制の緩和、時間外労働の規制の緩和などが具体的に出てきています。いまでさえひどい日本の雇用と労働条件が一層悪化することとなります。労働規制緩和は、アメリカが一貫して日本に求めてきたことです。

などなど…。
ぜひ手にとって読んで各支部や分会ででも話題にしましょう。
そしてもうすぐ行われる参議院選挙では、TPPをやりましょう!って言ってる候補者か、TPPはあかん!っていうてる候補者か…よーく見て…コロコロ変わっている人もいるようなので…暮らしを壊さない議員さんを選びましょう。


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