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2013年9月21日土曜日

世界で一番暮らしやすい国 世界で一番働きやすい国へ

学習の友10月号の 原富悟さん(微笑み童子)のあったかほっこりの労働運動コラムからです。
以下引用させてもらいます。

安倍首相は「世界で一番企業が活動しやすい国」をつくると言い放っています。「第三の矢」といわれる成長戦略づくりを。大企業を代表する人たちや御用学者をあつめた 経済財政諮問会議、産業競争力会議、規制改革会議などの場に 丸投げし、一方ではブラック企業を代表するような人物を参議院選挙の自民党の比例代表候補として公認しました。
この秋の国会に向けては、残業の不払いを野放しにしたり、正社員の解雇をしやすくし、問題が多いとされた派遣をいっそう拡大する法案が準備されているようです。「ならば…」と考えました。対抗する私たちは「世界で一番働きやすい国」を合言葉にして ブラック企業に立ち向かい、労働者の権利をまもる連帯をひろげたい。
消費税増税の口実になっていた社会保障も、拡充どころか各分野で削減が目白押しです。これもなんとかして「世界で一番暮らしやすい国」をめざしたい。日本国憲法に照らせば「働きやすい」は憲法二十七条に、「暮らしやすい」は二十五条に対応します。十三条、九条は合わせて「平和で幸せな国」というのはどうでしょうか。
この秋の臨時国会には、財界の意向に沿って、解雇や残業不払いをもっとやりやすくする法案が出されるそうです。いまでも日本は世界有数の「企業が活動しやすい国」なのに、冗談じゃない。ここで労働者、労働組合ががんばらなくてどうする…。
労働者 国民の中に大きくひろがっていく、共感力のある「ことば」を探しています。
~ここまで~

報道では、消費税増税を安倍総理が決めた一方で、企業の法人税はまだ下げるそうですね。企業側としては 日本の法人税は世界に比べて高い とか 内部留保は現金であるものはないから賃金をあげるとかには使えない とか…いろいろ言ってますが なーんか カラクリがあるようです。
設備投資をした企業には恩恵があるようですが、キュウキュウで毎月の毎日のやりくりで精いっぱいな 大きくない企業さんは 設備投資のお金もないんじゃないでしょうか。

安倍さん…汗水たらして 働く人をもっとみてほしい。精いっぱい働きたくても そのチャンスや夢を持つことのできないような 働かせ方はやめてほしい。何より、「収束」や「復興」には まだまだ遠い「被災地」の現状を まともに見て声を聞いて そこに力やお金を注いでほしい。

「世界で一番働きやすい国」「世界で一番暮らしやすい国」 めざしましょう。

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