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2013年5月30日木曜日

成長戦略の基本的考え方

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai10/siryou1.pdf
昨日 首相官邸で行われた産業競争力会議の配布資料です。

成長戦略の基本的考え方
2013年5月29日
1.成長への道筋・目標
○成長戦略の意義
○成長へのパス
設備投資促進/新陳代謝/規制改革/官製市場開放/若者・女性活躍/教育再生
技術開発/国際展開
→企業収益拡大→給与上昇・雇用増大
↑ 好循環 ↓ ⇒成長軌道へと定着
投資誘発 ← 消費拡大


上の矢印の循環が 「給与上昇・雇用増大」から 始まらないのでしょうか…。
そして…

②雇用制度改革・人材力の強化
・グローバル化、少子高齢化の中で、働き手の量と質の確保に向けた思い切っ
た政策が必要。全員参加社会を構築。
雇用維持型から労働移動支援型への転換/民間人材ビジネス活用/若者・女性
等活躍促進/待機児童解消加速化プラン/大学改革/グローバル人材力強化/
高度外国人材ポイント制度見直し 等


出ました。待機児童解消加速化プラン。
何回か前の会議では 裁量労働制の業種拡大など話されたようですが、働く人が働きやすい制度へとなるのならいいのですが、いっぱいお金をもうけている大企業や財界の人たちに都合のいいような(残業代を払わなくてもいいような)制度に変わるのはあかんです。
「若者・女性等活躍促進」でも、そうです。派遣やパートやアルバイトなど 不安定な雇用ではなくその人その人の持つ能力が発揮できる働き方の制度がいいです。もちろん、詰め込みではなく、安心して子どもを預けられる、子どもの命と育ちが守られる保育環境が必要です。 

「グローバル化」 「海外のヒト、モノ、カネ、ビジネスが日本で活動するための環境の底上げを」の文字がどうも、しっくりこない 成長戦略の基本的考え方です。

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